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アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
すでに点検の為に分解しています。

こちらのお車はハイブリッド警告灯が点灯したと言うことでご入庫頂きました。

 

 

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
HDM8000でダイアグコードを確認。

ダイアグ診断機 HDM8000でダイアグコードを確認したところ

 

P3130 インバータ冷却系異常

 

とのこと

 

ダイアグコードから診断を進めていきます。

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
一番怪しいのはHV用冷却ポンプ

HV用冷却ポンプが一番怪しく、点検を進めていきます。

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
アルファードHVのECU、導通はOK

ECUと出力端子の導通を確認するとOKです。

 

点検をさらに進めて、ポンプに絞り込んでいきます。

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
ポンプの不良ですが、サービスキャンペーン対象です。

ポンプの付いている場所は車両左前の下部。

 

点検の結果やはりポンプで間違いないようです。

 

こちらのお車、サービスキャンペーンでHV用ウォーターポンプの交換があるのですが・・・

 

残念ながらこちらのお車は施工済でした。

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
新しいポンプと比較しています。

こちらのポンプは内部に回路が入っているので、導通等ではポンプの単体点検は出来ません。

 

しかし、キャンペーンで交換された対策品のポンプが不良になるのは残念です。

 

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
冷却系の不具合防止にオススメなのがWAKO'Sのクーラントブースター

サービスキャンペーンの内容にもありますが、エア抜き不足等がポンプ不良に繋がるので

 

クーラント性能を回復するために、WAKO'Sのクーラントブースターを添加しておきます。

 

交換が理想ですが、手軽に予防措置がとれるのでおすすめです。

アルファードハイブリッド ATH10 ハイブリッド警告灯点灯
最後にHDM8000で正常動作を確認します。

組付けが完了したら、HDM8000でダイアグを消去し、データモニターしながら試験走行をします。

 

エンジンデーターモニターの項目を温度系に絞って確認します、項目を少なく絞ることが出来るので的確な確認が可能です。

 

全て問題ありませんでしたので、納車させて頂きました。

 

この度はご依頼ありがとうございました。